儒教的理想郷、ソンビの気品

屛山書院
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儒教的理想郷、ソンビの気品

晩對樓

Graces of old seonbi, as it is...

昔のソンビの気品そのまま...

朝 鮮時代の木造建築物の美しさを語るとき必ず欠かせない建物が‘屛山書院’である。'屛山書院'の一番の特徴は、‘道学的美’と言えるが、外側からは閉って いながら中からは開いている書院の建築様式を完成させることで、建築と造形美からその価値を認められている。そして、'晩對樓'はこの様な建築形式の特徴 を代表する建物である。

建物の名前は唐の時代の詩人である杜甫の詩、 『白帝城樓』'の句節である '翠屛宜晩對 / 白谷會深遊', "青い屏風の用に囲まれた山水は遅い頃に向かい合わせるに値し、 白い岩が広がる谷には多数が集まってほのかに楽しめて良い。"から持ってきた言葉である。 向かい側の切り立った絶壁である屛山ととても似合ってる。

晩對樓

正面7間、側面2件の晩對樓は、書院の前面を覆うほど壮大である。昔のソンビの気品が伺える建物であり、人為的な空間と自然の間で媒体的な役割を立派に担ってる。

継子欄干で囲まれた樓マル(板の間)に上がり、屛山に向かって川を眺めてみよ。文字通り7幅の屏風が目の前で広がる。
そして、目を向けて講堂を眺めると、もう一つの額縁の中に入ってくる絵のように、手につかまるような距離に中央講堂である立教堂が立っている。

何 よりも立教堂の大廳から眺めた晩對樓の姿が圧巻である。この時、晩對樓は外の自然景観を水平から分けており、また各自の景色を垂直で分割している。晩對樓 の板の間の面と屋根の間には洛東江の流麗な流れが補足される。屋根の上からは屛山が独立された背景として現れ、板の間の下の階からは大門間が入ってくる。

精巧な設計を通じて人の動きと川の流れ、そして遠い山の風景を分け、晩對樓全体の空虚さを自然と秩序の関係で満たしている。

自然の風景を全く遮らず、視線の一端にこの建物を捕らえることによって、周辺景観の品格を一段と高めているのだ。 自分の師匠である西厓先生の為に、この書院を建てるため先に立った愚伏・鄭經世(1563~1633)の洞察力に感心する。